郡山の歯周病治療|朝日の歯医者【フィレールデンタルクリニック】

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むし歯

歯周病PERIODONTAL

歯を失う原因NO.1の歯周病
セルフケアと定期検診で
予防しよう

歯周病は成人の8割が罹患している病気です。
歯周病の初期は自覚症状がなく、気づいた時には 歯を支える骨を溶かして歯を失うことのある恐ろしい病気です。また、「糖尿病」「脳血管疾患」「誤嚥性肺炎」など、全身疾患を引き起こす原因となります。「毎日歯磨きをしているから大丈夫」と安心せず、適切なセルフケアと定期的なプロケアで予防することが大切です。

歯周病セルフチェック

こんな症状はありませんか?

  • 歯ぐきが赤い

  • 歯と歯の間の歯ぐきが丸い

  • 疲れていると歯ぐきが腫れる

  • 歯ぐきがかゆい

  • 歯と歯の間の隙間が空いた

  • 歯が伸びた

  • 歯磨き中に血が出る

  • 歯ぐきがブヨブヨしている

  • 起床時に口内が粘つく

  • 歯と歯の間に食べ物がはさまる

  • 口臭が強くなった

  • 歯が動く

  • 硬い食べ物が食べにくい

  • 歯ぐきから膿がでている

  • 歯の根元がみえる

歯周病は歯を失う原因NO.1

歯を失う原因はむし歯、と考えている方が多いですが、じつは2018年に行われた全国抜歯調査の結果では歯周病が1位(37%)とわかっています。
特に、中高年になると歯周病による歯の喪失が多いことも明らかとなっており、若い頃から歯周病予防をしておくことが大切です。

歯周病と全身疾患の関係

歯周病はお口の中だけにとどまらず、進行すると歯周病の出す毒素が血液を介して全身行き渡り、動脈硬化や心疾患を引き起こします。
とくに妊婦さんは、女性ホルモンが増加する影響で歯周病にかかりやすく、早産や低体重児のリスクが高くなるのです。
また、全身疾患によって歯周病を発症したり、悪化したりするケースもあります。 お口の健康を守るためだけではなく、全身の病気を予防・改善させていくためにも、歯周病の早期予防・早期治療は大切なのです。

  • 肺炎との関係

    肺炎は、日本人の死因の上位です。死亡する方の90%以上は高齢者で、年齢別死亡率は、70歳以上で急激に増加します。
    特に、寝たきりの高齢者に多い「誤嚥性肺炎」は、お口の中の歯周病菌が、食べ物や唾液と一緒に間違って気管に入り込んでしまうことで起こります。
    よって、歯垢や歯石を「定期検診やクリーニング」で取り除いて予防するのが重要なのです。

  • 糖尿病との関係

    糖尿病は血糖値を下げるインスリンというホルモンが正常に働かず、血糖値の高い状態が続く病気です。歯周病は糖尿病の合併症といわれています。糖尿病患者さんは歯周病になりやすく、歯周病の炎症性物質が糖尿病を悪化させてしまうため、負のループになりかねません。相互に悪影響を及ぼします。
    近年では、糖尿病患者さんが歯周病治療を行うと、インスリンの働きを阻害しにくく、血糖コントロールも改善することが分かっています。

  • 認知症との関係

    認知症は「脳血管性認知症」と「アルツハイマー型認知症」の2種類に分けられます。
    このうち、アルツハイマー型の方の多くは、歯周病によって歯を失っていることが明らかになっています。
    アルツハイマー型は脳に収縮が見られるのが特徴で、「噛む刺激」が少ないと脳の収縮が進む可能性が高いと考えられています。歯周病により、歯を失うと入れ歯などの人工歯になるため、脳への刺激が減ってしまうのです。

歯周病を改善するセルフケアとプロケア

ご自身で行うセルフケアと、定期的に歯科医院で行うプロケア、その両方を合わせてはじめて予防効果が発揮できます。

歯科医院で行うプロケア

  • 1歯石の除去

    歯に付着している歯石、歯ぐきの中(歯周ポケット)の歯石を専用の器具(スケーラー)を使用して丁寧に取り除きます。

  • 2ブラッシング指導

    せっかく歯周病が改善した方やこれから歯周病を改善していこうと治療を受けている方は、歯周病の原因である歯垢(プラーク)が少ない状態を保つ必要があります。
    当院では、患者さんのお一人おひとりに合うブラッシング方法、清掃用具、磨き癖、磨き残しやすい場所をお伝えしています。

  • 3外科治療

    1・2を行っても改善が見られない場合は、歯ぐきを切開して歯石を取り除くなどの外科治療を行います。

ご自宅で行うセルフケア

  • 1適切なブラッシング

    歯科医院で受けたブラッシング指導のもと、適切なブラッシングで歯周病の原因となるプラークをできるだけ除去していきましょう。歯磨きは毎食後と就寝前にすると効果的です。

  • 2生活習慣の改善

    むし歯菌のエサ「糖」が多く含まれる甘い物を控えめにしましょう。また、喫煙者の方は禁煙するといった生活習慣の改善も大切です。 とくにタバコは歯ぐきの血流を悪くすることで、歯周病の改善を阻害し、むしろ悪化させてしまいます。当院では、患者さんのライフスタイルも詳しくうかがい、生活習慣の改善指導も行います。